2018年09月14日

筝曲の思いを先生に伝える。あの頃に戻りたい。

 先生お久しぶりです。

先日のお電話で野口先生のお声をお聞きし、

先生はあの時の若い頃のままだと

胸が熱くなる思いでした


ボクが筝曲を始めるのは振り返ると

36年ぶりです

36年間は自分にとって大きなブランクです

6月から出雲先生のところで初めて早3か月を

過ぎました

3週間で6段の調べ、5週間で八千代獅子、

覚えるのにかなり苦戦しています


 今「千鳥の曲」を習っています

この曲野口先生に教わった楽譜の跡が

あります

懐かしくなって野口先生に

ご連絡したくなりました

先生の筆跡のある楽譜と先生から

いただいた平安時代の絵の入った箏柱の

入れ物、全て大切にとっていました



 先生の教えは時には厳しく、時には

優しい教えでした

先生のお箏の音色は本当に

素晴らしかったです

箏のはじけるような音色が先生独自の

柔らかく流れるような音色に

変化していました


 さて、私が箏を再び始めるきっかけは

You Tubeで箏でポップスやジャズを

弾く女性を見たからです

その後すぐ湯沢市の正派の演奏会が

あって家内と二人で聴きにいったのが

きっかけでした

それで、奥にしまってあった箏を取り出し

早速秋田市の梅屋さんに行って爪の輪の

大きいもの付けていただき、You Tubeで

見た箏演奏家の編曲したポップスの楽譜を

買い、ネットで同じ曲のDVDを購入して

始めて弾いてみたんですが、

全然弾けない自分がそこにいたのです


 これでは駄目だと思って以前筝曲演奏会の

ポスターで出雲先生を知っていましたので、

早速稽古場に出掛けて、ご指導を

ご依頼しました

自分の仕事の関係で曜日と時間を

合わせていただきました


 私は箏で将来はポップスなどを弾きたいと

そう伝えました

すると出雲先生は「私は古曲以外は弾けません」

言う返事が返って来ました


 でも習うんだったら初心に帰る、原点に戻るという

事は生田流宮城会しかなかったのです

つまり若い頃一番最初にご指導を受けた野口先生の

教えしか頭になかったのです


 
 全ての基本は古曲からだと思って練習しています

それがこの「千鳥の曲」の素晴らしい曲への思いと

野口先生に随分と厳しくご指導を受けた曲だったと

あの頃の記憶が蘇って来ました


 まず忘れてしまった感覚を取り戻すのに、

まだまだ時間はかかるようですが、

基本に忠実にと言う気持ちで

頑張っていきたいと思っています


コーロリンを弾くのさえ力の入れる指や

シャテンシャテンの間合いなどの

細かい注意をたくさん出雲先生から

ご指導受けています。
 

 あの時を最後に平田先生からの

「瀬音」で終わってしまっていました

この曲を完璧に弾けたわけでもなく、

むしろ挫折感が自分を筝曲から

遠ざけたのかもしれません

36年間の空白の時間は取り戻す事は

できません

でも続けていればよかった

やっていればよかったでは

前に進みません


 
 我が人生に悔いなし

人間いつまでも挑戦だと思っています

もう一度のチャンスを亡くなった父や母が

私に与えてくれたんだろうと思います

父の詩吟に合わせた筝曲演奏もしていました

父のフィリピンで亡くなった戦友の

ため作った詩吟を筝曲伴奏で

遺族会や戦友会や詩吟の大会で

何度弾いたことでしょう


 父も独吟でやるより私の伴奏が付くことで

どんなにか聞いている人たちに

インパクトを与えることができたか知っていた


亡くなる直前まで亡き戦友に捧げた詩吟を

息子の箏の生伴奏と共に

詠い続けた父はどんなに

嬉しかっただろうかと思う


 自分にとっては最大の親孝行であったと

思います

母はよく私に言っていた

「箏の音色って素晴らしいね」って、

もう一度練習できる喜びと素晴らしい古曲に

取り組めるチャンスと言う夢ができました


 また「瀬音」までたどり着くまで、

もう何年かかるだろうか

もしかしてたどり着けないかも知れません

でも箏と言う日本古来の素晴らしい和楽器を

もう一度弾ける喜びを感じて練習している自分が

ここにいます



60半ばを過ぎた自分ですが、これで

終わらず投げ出さず続けていくことに、

その意義があると思うんです

近い内に野口先生ともお会いしたいです


あの頃の自分20歳くらいの頃
色褪せた写真1.jpg

色褪せた写真2.jpg



 最後になりましたが、

野口先生いつまでも健康に留意して、

私の大切な筝曲の恩師でいて下さい

お願いします


 11月に行われる文化会館での

素晴らしい演奏会必ず聞き行きます

その前に演奏会ありましたら

お知らせください。

ではそれまでお元気で

 (手書きでなく、乱文で失礼します)
posted by CAMくん at 23:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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